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サクラサク 第4楽章 [散歩・散走]

サクラの見頃を見越したかのように花散らしの雨が降って、お花見ポタリングどころか、自転車で出掛けることさえままならないもどかしい週末が続いて、いっそ平日の晴れ間におサボりして強行してしまおうかと考えたがそれも果たせず、そうこうするうちに満開の見頃が過ぎようとしている。

 

何故かは分からないが、サクラの季節になるとザワザワとココロときめいてじっとしていられない。の樹の下に埋められたものがワタシを呼び誘うのか、息苦しいほどに胸が騒ぐ。
"サクラサク"の報が届くと、それを確かめに京都を訪ねたくなる。若い頃の想い出がそれこそ散り落ちたサクラの花びらほどに多いところ。
その報せを待ちわびて、早咲きの
カワヅザクラオカメザクラ目掛けてすでに二度訪れたが、もっと多くのサクラを眼にしたい。

とはいえ、雨風では自転車は使えない。かといって、徒歩やクルマというのも主義に反する。おまけに、このところ音楽イベントが目白押しで休日のスケジュールに空き時間が少ない。いっそ平日に・・・と考えても、曇りや雨が続くようで、次の晴れ日までサクラが保つかどうか分からない。

待っている暇は、おそらく、ない。

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天気予報を気にしつつ、今朝も4時起き、5時の始発で京都を目指す。阪急京都線で最寄りとなる崇禅寺駅京都方面行きの一番列車は05:08発。パッケージングしたBD-1Rとそれに乗り、河原町駅に着いたのが06:10。
地上に出て、ライド・モードにトランスフォーム。

今日は午後から「ワンコイン市民コンサート」の『Ad Hocスペシャル』があるので、余暇は短い。限られた時間の中で、サクラを満喫出来て、GPSに頼らずとも迷うことなく走れて、ヒトもクルマも少なく、駐輪に不安のないコースを選ばないといけない。

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まずは河原町駅から四条通を東に、八坂神社に突き当たったらその裏に回って、円山公園
大阪よりも雨が降り続いていたのか、其処彼処に水たまりがあって、せっかくのサクラもほとんどが散り落ちている様子。大阪と違って、ブルーシートやゴミの残骸がないだけマシか。

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知恩院
前を駆け抜けて、 神宮道を上り、平安神宮正面を東へ。気温はまだ12~13度か、速度を上げると、微かに湿気を含んだ冷たい風が心地いい。疎水沿いのサクラを眺めながら、南禅寺に至る。
水路閣、疎水に沿ってインクラインへ向かうコースも考えられるが雨上がりでもあり、時間も限られる。
南禅寺から鹿ヶ谷通熊野若王子神社前から始まる哲学の道を選ぶ。

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かつては哲学よりも恋愛学(?)に勤しんだ想い出の道。こちらの関雪桜も相当雨に散り落ちて、舗道は"サクラのぶぶ漬け"状態?! 一方、疎水の花筏は流れてしまったのか、それは見えない。 

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東山慈照寺(銀閣寺)前から京都大学百万遍知恩寺前を疾駆して鴨川端。賀茂川沿いに走ると、京都府立大学京都府立植物園が見えてきて、その少し上がトンネル状に枝垂れ桜の連なる"半木の道"。

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半木(なからぎ)とは、流木神社の名前に由来し、洪水で"流"されてしまったのをきらって"半"の字をあてるようになった。その半木神社府立植物園の中、「半木の森」とともに今に残る。
格子ばかりが目立つようになったとはいえ、まだ"半"分はトンネルの態を留めている?

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斎王桜

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御所桜

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風流桜

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みあれ桜


ここまではEntrées(アントレ)。本日のplat(プラ)は上賀茂神社(賀茂別雷神社)の「斎王桜」。
ここの境内には名物のサクラがいくつもあって、白いお花をつける「御所桜」が先んじて咲いて、少し遅れて薄紅の「斎王桜」や「風流桜」、「みあれ桜」が咲き揃う。
みあれ」とは御生れ」、「御阿礼」という字を宛てて、神または貴人の誕生・来臨をいう。山城国一の宮である、賀茂別雷神社(上賀茂神社)と賀茂御祖神社(下鴨神社)を合わせた賀茂神社の異称でもある。

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太古、別雷神が現社殿北北西にある神山に御降臨された際、御神託により奥山の賢木を取り阿礼に立て、種々の綵色を飾り、走馬を行い、葵楓の蔓を装って祭を行ったのが始まりとされる神祭、「賀茂祭(葵祭)」が近いとあって、今年の、第六十二代・斎王代も同志社大学に通うオジョーサンに決まり、準備は着々。今朝は早くから「賀茂競馬(かもくらべうま)」に用いられる馬が2台のトレーラーでデリバリー。
これが始まれば京都は青葉の時節、もう「サクラサク」の季節を終えて、初夏の準備を始めないといけない。

御所桜」を見逃したとはいえ、「斎王桜」を堪能。本日のmenu(ムニュ)、『le menu lá SAKURA』も残すはDesserts(デセール)。

上賀茂神社から鴨川を渡って烏丸通をビュ〜ンと下って同志社大学を目印に今出川通、そこを東に入れば京都御苑

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かつては御所を中心に公家屋敷が整えられた区画も、東京遷都と共に止ん事無き方々が東に下って、今や巨大な公苑となり市民の憩いの場。その一角には、五摂家の一つ、摂政や関白を多く出した近衞家の邸宅跡。住む人もお屋敷も無くなった後にはサクラが残る。

陽が昇るとともに気温も上昇。時間的にもそろそろタイムアップ。午後からの「ワンコイン市民コンサート」に向けて、帰宅してのお色直し(?!)が待っている。

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高瀬川
に沿った木屋町通。そこに植えられた並木を観ながら南に下がって、帰路はJR京都線での輪行。

大阪市内が「オレの庭」なら、京都市内は「オレの別邸」で、『檸檬』のように甘酸っぱい想い出が桜吹雪のごと散り落ちる場所。
でも、ね。
覚えることが多くて、徐々に薄れる過去の記憶。
せっかくのお花見シーズンでもあるから、奥様を誘ってのそぞろ歩きも計画したのだけれど、淡い記憶を探りつつ「昔よく哲学の道を歩きましたよね」と切り出したところ、「私は一度きり連れて行って頂いたばかりで、何方かと勘違いされていませんか(怒)」との応え。そして、突き上げるような、重ォいボディブロー。
サクラの花のように多い「不滅の恋人」。不滅であるはずが、時間の経過につれてそのプロフィールが薄れちゃって、もう誰がダレだか曖昧で・・・?!
京都には桜吹雪ほどの想い出と一緒に、そのの木の下には多くの地雷が埋まっている・・・らしい?! 嗚呼。

本日の結果
Mx:36.40km/h、Av:13.70km/h、Dst:32.22km、Tm:02:14:12

次回は「京都、竹の秋2017」。早朝の嵯峨野路を駆け抜けるか、大原野辺りで草餅を食べるか。ヘルスメーターと天気予報と要相談、やね。


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