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Blowin' in the Wind (風に吹かれて) [散歩・散走]

短く切り揃えた髪を梳る風は金木犀のフレイヴァー。メインロードの銀杏並木も実を落とし、秋らしい香りが溢れる時候。この時期、最も華やかで気品に満ちた薫りを求めて、伊丹市まで奔ります。

 

先々週の日曜日、雨に濡れた石畳にタイアを滑らせて、痛めてしまった左脚。回復傾向にあったものを先週天王山まで激走してしまったものだから、一層酷く痛めたようで、歩くのにもひと苦労。だからと言って、秋晴れの土曜日を無駄に過ごしたくない。早朝、清しい風が吹いて、空は高く晴れ上がって、どうやら行楽日和、自転車日和となりそうな気配。
BD-1Rを路上に展開した時には、半袖ジャージ一枚では少し肌寒いくらいの今朝の気温。薄手のパーカーを羽織って走り出す。今日は、伊丹市にある荒牧バラ公園を目指す。秋薔薇の華やかで気品溢れる、コクのある薫り。

秋は香り(薫り)で満ちる。

一番に主張するのは金木犀。英名はfragrant orange-colored olive。学名はOsmanthus aurantiacus (Makino) Nakai。中国南部を原産とするその花は、桂花丹桂金桂とも呼ばれる。本来は雌雄異株だが、江戸時代に輸入された際に雄株しか入ってこなかったことから、日本にあるキンモクセイには実(種)がつかないのだそうだ。
学名のOsmanthusは、ギリシャ語のosme(香り)とanthos(花)に由来する。fragransは「芳しい香り」、aurantiacusは「橙色の」という意味を持つ。英名も「香りの良い橙色のオリーヴ」。ん? オリーヴ?
お茶にすると「桂花茶」、お酒になると「桂花陳酒」。ジャムにしても、色味、香りが良くて、全然いい感じ。

大阪市内のメインロードでは、公孫樹並木から落ちた銀杏が独特の香りを放って、踏んでしまうとタイアまでそれが移ってしまうのではないかと思うほどに強烈。
こちらも中国原産で、銀杏公孫樹鴨脚樹という字をあてる。学名はGinkgo biloba。生きている化石ともいわれる、絶滅危惧種な裸子植物。学名の由来は、銀杏(ギンキョウ)の音訳として、GinkjoあるいはGinkioと書くべきところを Ginkgoと誤記してしまったことにあるらしい。薀蓄、ウンチク。

この時期は他にもココロときめかせてくれる香りや食欲を掻き立てるような匂いがあって、ワタシが一番ココロ惹かれるのは薔薇の薫り。ええ、前世は「ベルサイユの黒薔薇」と呼ばれたヒトであった・・・らしい・・・かも・・・しれず・・・。

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アンネのバラの教会
まで走ろうかと計画していたが、そこのバラはまだ見頃ではないらしい。

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荒牧バラ公園
までは約16㎞で、ほとんど一本道に沿って、ほぼほぼド平坦な路で、全然無理のないコース。ゆっくり走っても1時間ほどで到着。
近隣で秋祭りや運動会が行われているようで、そのためか人影は少なく、穏やかに陽の射す公園はのんびりするのに好都合。
1.7haの敷地を南欧風のテラス式庭園としたバラ園には約250種1万本のバラが栽培されている。見頃は今日、明日ごろとのことであったが、日差しに焼かれて、すでに幾らかは萎れてしまっている様子。
今日も陽が高くなるにつれて温度も上がり、半袖シャツ一枚でも汗ばむような陽気。少し歩いては、其処此処にあるベンチで脚を休めて、広い園内をひと巡り。

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薔薇
の薫り・・・とひと言で言っても、品種ごとに微妙に違って、クラシック系とモダン系でも異なり、それぞれにフルーティだったり、スパイシーだったり。
チベット周辺、中国の雲南省からミャンマーにかけてが主産地、そこから中近東、ヨーロッパへ、また極東から北アメリカへと伝播したそうで、南半球にはバラは自生しないのだとか。しかし、薔薇といえば、おフランスはパリのベルサイユ・・・? ん? 宝塚の大劇場か?
薔薇も香料や薬味、ジャムにしたりお茶にしたりと、食料として用いられることも多い。
パリのスーパーマーケットMONOPRIXで買ってきた、同店のプライベートブランドから出ているROSEの香りのSENTHA(煎茶)が薫り高くて、お気に入りだったりします。

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さて、薔薇の薫りに癒されて気分はアゲアゲになったが、暑さでバテて、そろそろ小腹も空いた頃合い。
荒牧バラ公園から天神川に沿ったハイキングコースを昆陽池公園まで走り、陸上自衛隊伊丹駐屯地近くの洋食屋に立ち寄り。

キンモクセイギンナンバラ、そしてマツタケといったところで、お肉の焼ける匂いには勝てません(キッパリ!!)。タンパク質の焼ける匂いとジュージューという音、仕上がったそれを噛み締める時の食感。五感が奮い立つ、インパクト的にはまさに飯テロ、肉テロ、何にも代えがたい幸福感を齎す。
しかしそれは、もしかしたら油脂、脂肪分の焼ける匂い、焼ける音だったりするかもしれず、カロリー高いかもしれないという不安、少々罪悪感というか後ろめたい気もする。

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長崎県産壱岐牛や国産和牛と国産(淡路島産/北海道産)タマネギを使ったフレッシュハンバーグがメイン・メニューとなるJUNK。それは様々なヴァリエーションとなって、ランチ・メニューに並ぶ。壱岐牛ステーキやエビフライ。ハンバーガーにも応用されるらしいが、ワタシが今日の昼食に選んだのは「Mixグリル(ハンバーグ、ビーフステーキ、奥丹波鶏)」。ええ、がっつり肉食の漢飯系。
サイズもレギュラー、ラージ、メガの三段階あって、それはそれぞれハンバーグのサイズで、160g、240g、320gとなる。お代わり自由なご飯と味噌汁に小鉢が付くので、ワタシは「レギュラー」をチョイス。
そのハンバーグは柔らかい・・・というよりかなりエアリーなので、ハンバーグ単品ならラージかメガまで食べられそうな気もするが・・・。

薔薇の癒しも肉食の幸福感には勝てないわと思いつつ、〆のアイスコーヒーを頂いて、店を出て走り出したら、お腹が重くて奔れない!! 風を感じて颯爽と奔りたいところではあるが、重いと飛べない青い鳥
それでもどうにか復路を制覇・・・どころか自宅を通り過ぎて、大阪市大淀区へ。

今日、15日(土)から30日(日)まで『金工作家 銀猫個展 -金属の様々な表情-』を開催中なのがGallery Cafe S'n緑an.銀猫さんの作品も魅力的ながら、最近ちょっとしたお楽しみが出来たりして・・・。

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月に見立てたものは金属製の壁掛け時計
 
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花から枝、花器に至るまで全て金属製のバラ。花弁は銀。

実用的なカテラリーや壁掛け時計も展示されているが、眼を惹いたのが植物を模ったオブジェ作品。鴨脚型の葉をつけたイチョウの枝(写真撮るの忘れた!!)、丈高いススキ、そして銀細工のバライチョウの葉やススキの穂の細やかさには眼を見張るが、一輪のバラの端正な美しさ!! 花や枝も金属製なら、土器、陶器に見える花器も金属製。クールな佇まいの花弁はで作られている。

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お腹いっぱいと言いながらも、お茶は別腹。本日のオーダーは「宇治茶」で、一煎目はアイスで、二煎目、三煎目はホットで頂いた。最初のアイスこそガラス製の器となったが、そのあとは購入したて、卸したての粟田尚子さんの作品「大熊猫シリーズ」の茶碗。これが、ヤバイくらいにカワイイィ!!
そういえば現在粟田尚子作品のエキシビション『亜細亜龍魚救済計画』が開催中だったのをすっかり忘れてしまっていた。初日のオープンと同時に目星いモノは飛ぶように売れてしまった由。明日は「ワンコイン市民コンサート」だし、会期中に伺えるかどうか・・・。行けたとしても、気にいるようなモノ、購入可能なモノが残っているかどうか・・・。嗚呼。

ここまでの走行距離が約50㎞。そろそろ眠くもなってきた。薔薇の色香が眼と鼻に至福なら、がっつり肉は胃袋の喜び、銀猫さんと粟田尚子さんの作品が眼の滋養。五感に快感を得た一日となった。

明日は「ワンコイン市民コンサートシリーズ第58回100%モーツァルト」と「旅する象spicyこだわりカレー」。来週末は、(行ければ)『亜細亜龍魚救済計画』と「女子力高い系ローストビーフ丼」に、そして半期に一度のユーザー会『BD、BROで集まろう!』。
リア充?!

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本日の結果
Mx.:35.70km/h、Av.:17.70km/h、Dst.:53.18km、Tm.:03:00:12


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コメント 4

silvercopen

粟田尚子さんの作品「大熊猫シリーズ」可愛いですね。
これは通販とかでも購入できるのでしょうか?
by silvercopen (2016-10-16 16:46) 

JUN1026

silvercopenさん、コメントありがとうございます。
ん〜、どうでしょうか?
私はたまたま作家さんが居られるサロンに近いので、エキシビションの度に伺って現物を眼にすることが出来るのですが、そうでない場合はお取り寄せになってしまうのでしょうね。実際、持って帰れないほど大きな作品もあるので発送自体は受け付けてくださるとは思います。
ただ、ほとんどが一点物で、量産されていないので、本当に気に入ったものが得られるかどうかが難しいと思います。
今回の作品もほとんどが初日オープンと同時に「売約済」の札が付いてしまったそうで、目星いものと巡り会えるのは奇跡に近いと思います。
でも、日にちさえ気にしなければ、オーダーメイドも受け付けてくださるので、「こういうイメージで、こんな色目で」と伝えれば、希望に近い物も手に入れられます。湯のみ茶碗やカップ&ソーサー、ぐい飲みなどであれば、3か月程度で仕上がるようですが・・・。
例えば、私のブログやSNSなどにUPした茶碗の写真を示して、これと同じものが欲しいとか、色違いでお願いしますとか伝えれば大丈夫だったと思います。
近々東京(だったかな?)でも個展を開かれるとは伺いました。大阪でも、東京でも、遠過ぎますね。
私は22日(土)にサロンへ出向いて、オーダーしようかと考えています。その際に、通販発送を受け付けてもらえるかどうか尋ねてみますね。
by JUN1026 (2016-10-16 21:47) 

 yosshu0715

荒牧バラ公園、すごく気持ち良さそうですね!!(笑)

僕も先日中之島のバラを見てきましたが、やはりこの時期のバラは春に比べて迫力に欠けるので、これくらい壮観な眺めの方を見に行きたくなります!!(笑)

僕まだ行ったことないんで、距離的にもちょうどいいし行ってみようかな・・・!!(笑)
by yosshu0715 (2016-10-20 23:40) 

JUN1026

ヨッシュさん、コメントありがとうございます。
荒牧バラ公園は開放感があって、いいですよ。でも、ほとんどの休日は混雑していて、駐輪場まで満車状態だったと思います。
この日はたまたま近隣で祭りや運動会があったようで、ほぼほぼ貸し切り状態でした。
お弁当を持って、自転車ピクニックにもいいかもしれませんね。
by JUN1026 (2016-10-21 19:05) 

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